AWS Lambda(ラムダ)とは何かざっくり解説!

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AWS Lambda(ラムダ)とは何かざっくり解説!

【ざっくり言うと】

  • 「サーバー」という概念を消し去った、AWSの必殺技。
  • 「プログラムが動いた時間(0.1秒単位)」だけお金がかかる、究極の節約術。
  • 「何かが起きたら、勝手に動いて、勝手に消える」便利な小人さん。

【詳しく教えて!】ネット上の「出現型・凄腕シェフ」

前回、「Amazon EC2」は「レンタカー」や「レンタルPC」だっていう話をしましたよね?
借っている間は、使ってなくてもお金がかかるし、定期的にメンテナンスもしなきゃいけない。

でも、世の中には「一瞬だけ仕事してほしい」ってこと、意外と多いんですよ。

そこで登場するのが、このAWS Lambda(ラムダ)です。
これはもう、レンタカーですらないんです。

例えるなら、「注文が入った瞬間だけ現れる、魔法のシェフ」です。

これまでのやり方(EC2)と比べてみよう

たとえば、あなたが「スマホで撮った写真を、自動でキレイに加工するサービス」を作りたいとします。

【これまでのやり方(EC2の場合)】
まず、お店(サーバー)を借ります。
で、そのお店の中に、画像加工が得意なシェフ(プログラム)を常駐させます。
お客さんが来ない深夜3時でも、お店の電気代はかかるし、シェフの時給も発生します。
「あー、今日お客さん来ないなー(ボリボリ)」って暇してる時間にも、お金がかかるんです。
もったいないですよね?

【新しいやり方(AWS Lambdaの場合)】
お店なんて借りません。シェフも常駐させません。
あなたが用意するのは「レシピ(プログラムのコード)」だけ

誰かが写真をアップロードした瞬間……
バッ!!(出現)

何もない空間から突然シェフが現れて、0.5秒で画像を加工して、
シュッ!!(消滅)

と、跡形もなく消え去ります。

この「出現して、仕事して、消えるまでの0.5秒間」にしかお金がかからないんです。
これ、すごくないですか?
これが、IT業界で革命と言われた「サーバーレス(サーバーがない)」という考え方なんです。

Aさん(新人):
先輩! お客さんから「毎日夜中の12時にだけ、売上データを集計してメール送って」って頼まれたんですけど、そのためにサーバー1台立てていいですか?

Bさん(ベテラン):
バカ野郎! 1日1回、たった数秒の処理のためにサーバー借りるなんて、家系ラーメン食べるために家一軒建てるようなもんだぞ!

Aさん(新人):
ひぃ! たとえ話のスケールがでかい! じゃあどうすれば……。

Bさん(ベテラン):
そこは「Lambda」の出番だ。「夜12時になったら」っていうトリガー(引き金)を設定しておけば、勝手に起動してメール送って、すぐ消えてくれる。

Aさん(新人):
えっ、じゃあ普段はサーバー代かからないんですか?

Bさん(ベテラン):
ゼロだ、ゼロ! しかも最初の100万回くらいは無料枠で使えたりするから、実質タダみたいなもんよ。

Aさん(新人):
神ですか……! AWSさん、太っ腹すぎて心配になりますね。

「イベント駆動」って言葉だけ覚えておいて!

Lambdaは、自分からは動きません。「何かが起きたとき」にだけ動きます。
これをカッコいい言葉で「イベント駆動」って言います。

例えば……

  • 「画像がアップロードされたら」→「サイズを小さくする!」
  • 「Webサイトの会員登録ボタンが押されたら」→「ウェルカムメールを送る!」
  • 「スマートスピーカーに話しかけたら」→「天気を教える!」

こんな感じで、「〇〇したら、Lambda発動!」というピタゴラスイッチみたいな仕掛けが簡単に作れちゃうんです。

【結局どういうこと?】

ビジネスで言うと、「24時間365日働かせても、働いた時間の給料しか請求してこない、超・都合のいいバイトリーダー」です。

サーバーの管理もしなくていいし、アクセスが急増しても勝手に分身して対応してくれるし、コストも安い。
最近の新しいWebサービスは、裏側でこのLambdaが動きまくってるんですよ。

まぁ、そんな感じです。

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